寒冷地冷地仕様は実質のハイグレード設定 ~ 現行アルファードでは何が変わる?

andリース「ニッポンのプレミアムカーリース」

こんにちは。編集長のTOSHIです。2021年もいよいよ折り返しの月、6月を迎えましたね。日により気温の上下の差があり外出時の服装も、事前に天気予報のチェックが欠かせない。そして梅雨、と。天気・気温ともに不安定な月とも言えるかもしれません。お互いに体調管理に気を付けて参りましょう!

と、「夏」も間近に控えている6月なのですが、何故かここは敢えて「冬」のネタ。「寒」の単語が飛び交います。暑い日には冷たい飲み物でクールダウンするような一息感覚でお読み頂ければ幸いです。

寒冷地仕様車

一面の雪景色と轍。寒冷地の風景

北海道など冬場は極寒となる地域で自動車を使用するには、車体を守る為、そして快適な使用の為に特別な装備が搭載されている車が寒冷地仕様車となります。では、通常仕様車と寒冷地仕様車との違いとは一体なんなのでしょうか。

通常仕様車と寒冷地仕様車との違い

自動車に降り積もった雪。寒冷地の風景

普通仕様車と寒冷地仕様車の違いについて、その機能性についてご紹介します。細かな点においては、自動車メーカーごとに実装内容が異なることも予想されますが、以下の3つの機能は寒冷地仕様の大きな特徴となります。

大容量のバッテリー搭載 ~ エンジンがかからないトラブルを防止

車が冷えている状態でエンジンをかける際は、バッテリーへの負荷は相当大きなものとなります。寒冷地仕様車では、「バッテリー」や「オルタネーター」の容量が大きい点が、大きな特徴です。冬場に発生しやすい「エンジンがかからない!」・・・こんなトラブルも未然に防ぐことができます。

パーツの仕様変更もアリ ~ 凍結防止策や重たい雪を掻きわけるワイパー

寒冷地仕様車では、ワイパーのモーターが強化され、雪をかき分ける能力が向上しているケースが多いようです。大雪、そして積って重たい雪。関東に住む私にとっては、雨をかき分けるものと定着していたワイパー。その概念がガラッと変わりました。また、ワイパーそのものが太くなっていたりゴムが劣化しにくくなっているワイパーや、凍結してしまったワイパーをを解凍するワイパーディアイサー機能が装備された車種もあるようです。

また凍結への対策はワイパー以外のさまざまなパーツに施されています。

  • ドアの凍結防止仕様・・・ドアが凍結して開かない!というトラブルの防止策。凍結しにくいゴム素材の活用、スポンジを挟む等の工夫がされている!
  • 「エンジン アンダーカバー」の装備・・・エンジンや周辺機構の凍結や機能低下を防ぎます!
  • 「スノープロテクター」の装備・・・走行中に雪が付着により起こるデフ(デファレンシャルギア)の凍結を防止します!

アルファードの寒冷地仕様 参考

アルファード×寒冷地仕様

では参考がてら、トヨタ アルファード(現行 AGH30W, AGH35W, GGH30W, GGH35W)の寒冷地仕様の装備を見て行きたいと思います。尚、寒冷地仕様に対応していない装備のグレーによる有無があったり、標準仕様でも寒冷地仕様と同等かそれ以上の装備がある場合もあり、また「オプション装備」を考慮に入れると、「寒冷地仕様車 = この機能・パーツを備えた車」と定義しにくい面もありますので、あくまで参考としてご覧下さい。

冷却水(LLC – ロングライフクーラント)

寒冷地では、エンジン内を循環している冷却水の濃度が低いと凍ってしまうことが考えられるので、冷却水が凍らないように濃度を上げております。通常の濃度30%の場合、マイナス15度ぐらいで凍結しますが、濃度を50%にすると凍結温度が下がり、約マイナス35度にならない限り凍結が防げます。

寒冷地仕様LLC濃度:50%
標準仕様LLC濃度:30%

フロントドアガラス

アルファード寒冷地仕様I車には、IRカット機能、撥水機能を搭載。IRカット機能とは赤外線を効率よく遮断する機能のこと。撥水機能とは雨滴の付着を少なくしたり、結露・結氷および泥水の付着などの低減やこれらの除去を容易にする機能です。

寒冷地仕様スーパーUVカットグリーンガラス、IRカット機能・撥水機能付
標準仕様UVカット機能付グリーンガラス(撥水機能なし) or スーパーUVカット機能付
グリーンガラス(撥水機能なし)*グレードによる

ウインドシールドデアイサー

寒冷地仕様アルファード「ウインドシールドデアイサーの位置」

ウインドシールドデアイサーは、雪だまりや凍結によるワイパーの不動防止を目的にフロントガラスに熱線を配したものとなります。

寒冷地仕様ウインドシールドデアイサー:有り
標準仕様ウインドシールドデアイサー:無し

ウィンドシールドワイパー

ウィンドシールドワイパーは、寒冷地用の場合、強力なモーターの仕様となります。また、ワイパーの停止位置の切りかえ機構(ライズアップ機構)が寒冷地仕様車には備わっています。この機構の役目としては、ウインドシールドガラスに大量の雪が積もった際のワイパー稼働の場合、その重さのあまりワイパーモーターを損傷する恐れがある為、標準停止位置から冬用停止位置に切りかえることがでる機構となっています。

寒冷地仕様ウィンドシールドワイパー:寒冷地用(モーター)
停止位置の切りかえ機構(ライズアップ機構):有り
標準仕様ウィンドシールドワイパー:標準
停止位置の切りかえ機構(ライズアップ機構):無し

フロアアンダーカバー

寒冷地仕様アルファードでは、フロントのフロアアンダーカバーを大型にすることで雪の入り込みを防止しています。また、リヤの右側(運転席側)にもフロアアンダーカバーが装着されます。

寒冷地仕様フロント:大型、リヤ(左):標準 or エアロ専用、(右):寒冷地用
標準仕様フロント:標準、リヤ(左):標準 or エアロ専用

エアースパッツ

エアースパッツとは、タイヤの前部にとりつけられタイヤ前の空気の流れを整流し直進安定性を確保するパーツです。尚、寒冷地仕様車、標準仕様車共に装着される部品なのですが、寒冷地の場合はタイヤがはね上げた水が付着し凍ったり、かき上げた雪が詰まってスライドドアの開閉に支障をきたす可能性があるため、寒冷地仕様車のリヤにエアスパッツは装着されません。

寒冷地仕様有り(フロントのみ)
標準仕様有り(フロント+リヤ)

リヤフォグランプ(両側)

リアフォグランプ設置場所説明写真【アルファード寒冷地仕様】

霧・雪・雨などにより視界が悪い時に自身の車の存在を後続車に知らせるための赤色灯です。

寒冷地仕様有り
標準仕様無し

ドアミラーヒーター

ドアミラーから霜・露・雨滴を取り除く為のヒーター装置です。

寒冷地仕様有り
標準仕様無し

フロントヒーター(PTCヒーター)

PTCヒーターは電気式補助ヒーターです。エンジンの冷却水温が低い時、エンジン始動直後からエンジンが暖まるまでの間の室内暖房に貢献。即熱性があるため、短時間で暖房がききます。

寒冷地仕様PTCヒーター:有り
標準仕様PTCヒーター:無し

バッテリー

バッテリーの容量が、寒冷地仕様車と標準仕様車では異なります。

寒冷地仕様80D26L or S-95
標準仕様55D23L

寒冷地仕様車 快適に運転できる機能!メンテンナンスも楽!

寒冷地仕様車とは、寒さが厳しい環境下でも車両トラブルもなく運転の快適さも実現できる装備がされた自動車となるわけですが、凍結に関する対策を施されていたり、バッテリーの容量が大きいということもあり、メンテナンスや備えの負担を軽減してくれます。

「寒さ」への対策ではありますが、寒冷地以外の地域での利用も問題なく、むしろ通常仕様車に比べ「ゆとり」がある設計ですね。現に、通常仕様の車両のグレードアップ車やをメーカーオプションとして位置づけられているケースも見受けられるほどです。

おわりに

寒冷地仕様車には標準仕様車にはない機能がたくさんありますね。一つ一つ見ても、寒冷地ではなくとも活躍する機能・パーツもあるのではないでしょうか。また今回、アルファード(30系)を例に寒冷地仕様の項目を見て行きましたが参考の足しになれば幸いです。今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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トヨタ アルファード 月々44,990円(税込み)

andリース特約店エイコーは、トヨタ アルファードとハリアーに車両を特化した、主に法人様向けのリースサービスを展開しております。リース期間は3年を設定。やはり大きな特徴といえば、やはり価格!3年のリース期間のトータル料金を見て見ると、「こんなに安くていいの?!」と思わざるを得ません。

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私のandリース特約店エイコーへの印象は、とにかく利用者の満足度を第一に考えていること。車両のグレードや装備、そして価格設定等。それは、「リース」という性質をとことん追求し、リースアップ後の車両の流れも踏まえ、それが低価格の実現に一役買っているのです。

リース会社と聞くと、直感的にどんな印象でしょうか?私の場合は、「金融業」に近いイメージがあります。しかし、andリース特約店エイコーは元々、自動車関連の企業。車のことをよく知っているが故、「儲け」よりも先に、「快適なカーライフをお届けしたい」。そんな職人気質な面も見受けられるのが魅力でもあります。

さいごに、、この章の冒頭のandリース特約店エイコーのアルファードのリース説明画像をご覧下さい。車両はなんと「寒冷地仕様車」なんです!!

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