PM2.5について調べてみた結果・・・

こんにちは。室長のTOSHIです。テレビを付けると、新型コロナウイルスの話題一色ですよね。心身の健康、最近はいかがでしょうか?

私は個人的にですが、コロナ禍を通じそれまでよりも一層、除菌や健康への意識が高まったような気がしています。幸い現在も健康な身、神様に感謝しつつこれからも気を引き締めていきたいと考えています。

ところでみなさんは、PM2.5という言葉を聞いたことがあるでしょうか?最近では天気予報でも、天気や温度湿度と共に取り上げられていますので、ご存知の方も多いかと思います。ちなみに最近まで私は、PM2.5とは「黄砂」の別名・専門用語かと思い、特に気に留めていませんでした。案外、私と同じ思考の方もいるのでは?(いたら個人的にはうれしいです)。

というわけで今回のお題は「PM2.5」。私自身の勉強も兼ね触れていきたいと思います。

PM2.5とは?

PM2.5分布図
tenki.jpより引用

後になってそれが大事なことと判り、後悔することも多いのですが、そもそもネーミング的に入り口のハードルが高いですよね。こういう用語って。なんでしょうかね「PM」ってという感じです。

調べてみると、PMとは、「Particulate Matter」。「粒子状の 物質」。この各単語の頭文字「P」と「M」をとったものとなるわけです。ちなみに、「特に・・」等の意味を持つ「particular」の形容詞か?と思いましたが、別モノのようです。

そして「2.5」という数字。こちらは「2.5㎛(マイクロメートル)」という大きさを指しているようです。ここでなんとなく掴めてきた感触です。

PM2.5とは、大気中に浮遊する2.5㎛以下の微小な粒子を指します。特定の物質の名称ではありません。また別名を「微小粒子状物質」といいます。

1μm(マイクロメートル)は、1mmの1/1000をあらわす単位です。人の髪の毛の直径が約70μm、スギ花粉が約30μmということを考えると、PM2.5がいかに小さな粒子かがわかります。その為、吸い込んでしまうと細い気管支や肺の奥まで入り込むおそれもあります。肺がん、呼吸器系、循環器系への影響が懸念されますね。

PM2.5発生原因

新緑の木々

PM2.5は、何かを焼却した時や、自動車(ガソリン車)・灯油ストーブなどの燃焼から発生することもあれば、火力発電所や工場などから排出される硫黄酸化物(SOx)や窒素化合物(NOx)、溶剤や塗料から発生することもあります(こちらは正しくはVOCと呼ばれる「揮発性有機化合物」による大気中での化学反応の結果として発生)。アジア・中東圏の都市の発展に伴い日本のPM2.5濃度に影響を与えるケースも増えてきています。

花粉よりも小さい粒子が、知らず知らずに肺にまで入りこんでしまう。考えてみると恐ろしい話です。日本国内では、排ガス規制によりPM2.5は減少傾向にありますが、PM2.5は「大気」そして「世界」のお話。自国だけ規制では不十分ということも念頭に置いておいたほうがいいのかもしれませんね。

知っていましたか?タバコの煙(の粒子)もPM2.5ということを

車内で喫煙

2.5㎛以下の粒子を総じてPM2.5と言いましたが、煙草の煙の粒径は1㎛以下であることが研究者の間で知られているようです。草木の燃焼でも発生するPM2.5。そう考えるとタバコも当てはまることは頷けますね。

「電子たばこ」はどうか、というと、従来の燃焼式たばこほどではありませんが、通常の大気の14~40倍(PM2.5)になるとのことです。

電子タバコは「煙が出ない、あるいは煙が見えにくい」とされてますが、使用者の呼気には「エアロゾル(= 気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子と周囲の気体の混合体)」が呼出されていることがわかっています。

「敵をどれだけ知るか」が鍵!?

私達が健康に暮らすために望ましいPM2.5の量、その環境基準では1日平均値が35µg/㎥以下をキープしつつ、1年平均値で15µg/㎥以下にすることのようです。また、70μg/㎥を上回る日には、自治体などから注意喚起がなされることもあるようです。

・・・ま、このように数字を並べられてもピンと来ない方も多いかと思います。PM2.5は目には見えず音もするわけではありません。臭いだって実際には当てにできたものではありません。「雨が降っている(のが見える)から傘を持っていこう」というふうにはならないわけです。

そういった「見えない敵」に対して人は必要以上に過敏になってしまうものです。今は「新型コロナウイルス」の蔓延防止として、様々な措置が取られていますが、ある意味で過剰な点もあれば逆に不足している点もあると感じます。対策するにはやはり、「敵をどれだけ知るか」が鍵となるのではないでしょうか?

オゾン発生器 はじめました(買いました^^)

有人下で使用可能なオゾン発生器「エアフィーノ」。5段階のオゾン発生量切り替えができるのも便利!

コロナウイルスはわかりませんが、このPM2.5でしたら冒頭でも触れた通り、テレビ等の天気予報でもPM2.5予報は取り上げられていますので、予報は日々チェックしたいところです。

しかし、晴れや雨等の予報とは違い、PM2.5の状況は変わりやすそうですね。そして所詮は予報ですし自身の行動範囲においての状況を把握するには、予報だけでは心もとない感じがします。

私の場合の対策ですが、大気の汚染度がわかる測定器を使い、リアルタイムに数値を把握しています。皮肉にも昨今のコロナ禍により、自分の身は自分で守る意識を持つようになり、オゾン発生器を購入。その購入特典として、プレゼントされたのがこの測定器です。

どこにどのくらいのコロナウイルスが漂っているのか・・・は測定できませんが、きっと今後もそんな便利な機器が一般用に出回るなんて想像できません。だとしたら、菌やウイルスを撃退する能力を持つ、そんなアイテムが必要なのでは、と考えた結果が「オゾン発生器」となります。(また機会を作り、自身が所有するオゾン発生器とそれまで使用していた空気清浄機との違いをレビュー、検証できればと思っていますのでお楽しみに。)

プレゼントのこの測定器もプレゼントとは思えないくらいの高機能に驚きです。PM2.5、PM10、PM1.0の各発生量が見られ、温度や湿度、それにTVOCもリアルタイムで計測できる機能性の高さ。軽く小さいので持ち運びにも便利で重宝しています。

気温や湿度はもちろん、PM2.5やホルムアルデヒド値、TVOCの測定が可能。オゾン発生器購入の特典品としては申し分のない機能

個人でできる本当の対策を

夕焼けと木々と2階建て住宅2棟

「コロナ対策」と聞くと、なぜか私は「お店等人が集まる場所の管理者がやること」というイメージがあります。お店任せ、場所任せだけでなく私達一人一人も意識すべきことである、と昨今の「コロナ感染者が未だ増加している状況」を見るとそう思えてなりません。自身を常に外敵から身を守る対策が、(たとえ多少のコストをかけてでも)必要だと思われます。そしてこの外敵はコロナに限ったことではないこともまた事実。今回のPM2.5然り、今この瞬間にもさまざまなウイルスや菌の脅威に私達はさらされていることを忘れてはなりません。

私は一つの選択として、オゾン発生器による生活空間の改善からスタートしました。そして測定器によるリアルタイムでの情報の入手。もちろん外出時にはマスク着用は当たり前ですが、訪れた場所を日々記録するのもいいですよね。

いくらネットがあるからといって引きこもりを継続するわけには行きません。訪れた場所がしっかりとした「対策」をしているのなら訪れる「私」のほうも万全な対策をしていることも必要であると考えます。

そしてお店に伺う機会があるならば、「対策、時短営業、お疲れ様です!」と声を掛けたいものですね。

今回も、最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!!

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