コロナワクチン接種が日本でなかなか広まらないワケを調べてみた結果・・・

こんにちは。Adelaxe ONLINE 室長のTOSHIです。今年2021年4月から、高齢者を対象に「新型コロナウイルス ワクチン接種」が始まりましたね。

接種先進国の中でもワクチン接種開始が遅い日本。ワクチン確保の為に国としてはどのような策を打ち、行動しているのでしょうか?興味深いところです。

医師から注射される女の子の写真
この記事は東洋経済オンライン「コロナワクチン、日本でなぜ生産できないのか」を参考とし一部を引用させて頂いております。【画像引用:写真AC

ワクチン開発には膨大な時間がかかる

まず押さえておきたい点としては、ワクチン開発には膨大な時間がかかるということ。しかも一つ一つの工程も一筋縄ではいかないようです。メディア等を通じ、”日本の製薬メーカーがワクチン開発に着手した”なんてニュースを耳にしたことがあると思いますが、国産ワクチンを困難なく手軽に摂取できるのは相当先になるのではないか、と思われます。

開発にだいぶ遅れをとっている日本ではありますが、その分着実に確かで安全なワクチンがお披露目されるのはないか、と私個人としては期待しているところでもあります。ワクチン開発の流れは以下の通り。

  1. 探索段階(Exploratory stage)
  2. 臨床試験(Clinical development)
  3. 承認(Regulatory review and approval)
  4. 品質管理(Quality control)

各段階の細かな説明は割愛しますが、ワクチンの候補になる物質を決定し、動物への実験、ヒトに投与する臨床試験という流れとなります。臨床試験は目的により被験者の人数規模が分けられ第1相〜第3相までの試験となるようです。

流れのみをかんたんに書いてしまいましたが、最初の段階の「探索段階」だけを見ても、通常は数年規模なんだだそうです。その上で、研究や試験が慎重に行われるわけですから、ワクチンが開発され世に出回るまでには結局膨大な時間がかかるということ。何十年もかかることも普通にあるようですよ。ワクチンの開発って本当にたいへんなんですね。

先程の通り私は国産ワクチンに期待を寄せていますが、ウイルスの広がりはそれまで待ってくれません。蔓延を食い止める為に1分1秒でも早く接種することが重要となります。日本では16歳以上の国民分のワクチン(海外製)を2021年9月までに確保する目途がなんとかついたようです。

アメリカの製薬メーカーのワクチンなのにベルギーから輸入

日本は、ワクチン供給契約を海外の3つの製薬メーカーと結んでいます。これにより接種可能なワクチンの回数は、3億1400万回分。国民全員が一人が2回摂取できる計算。万全な備えと言ってもいいのかもしれません。

  • モデルナ社(アメリカ)・・・接種:5000万回分
  • ファイザー社(アメリカ)・・・接種:1億4400万回分
  • アストラゼネカ社(イギリス)・・・接種:7270億回分

しかし実用化されているワクチンは、なぜだろう・・・ファイザー社製のみ。しかも(同社所在国の)アメリカからの供給ではなく、ベルギーからの輸入に依存している状態、とのこと。政治的な事情が大きく絡んでいるのでは、とつい考えてしまいます。怪しい雲行きなのでは。

【ワクチン生産体制等緊急整備基金】の動きはどうか?

日本政府は国産ワクチン開発と並行し、供給開始までの期間を短縮することを狙いに「ワクチン生産体制等緊急整備基金」を立ち上げました。

役割は主に、(国内外で)開発されたワクチンを日本国内で生産製剤化する施設や設備に対しての企業への補助金を出すこと。これなら既にワクチン開発済みの海外製薬メーカーの国内供給が、国産ワクチンの開発を待たずとも供給がスムーズに行われる、と思われますが状況は芳しくないようにも映っています。

例えば、日本国内で年間2.5億回分のワクチンを生産する体制を構築するアメリカのノババックス社へは301億円超えの補助。しかし同社は2月から治験が始まったばかりらしく、開発までの道のりはちょっと長いかもしれません。この補助が活かされるのはいつになるのでしょう。

また、イギリスのアストラゼネカ社への財政支援が予定されている(いた?)ようですが、同社ワクチンには接種後に血栓が発生したという報告がされているようです。速やかな供給が期待されていただけに残念でなりません。

では、ファイザー社のワクチンはどうか。現に唯一日本での実用化を果たした同社は、基金の目的に最も適していると思われます。しかし、ファイザー社製のワクチンで作られた「抗体」がどのくらい存続するのかの検討がつかないらしいのです。これは、治験協力者の方や摂取した方の経過観察を通じて見定めるしかないようなのです。

新型コロナウイルスのワクチンは、各国で「特例」として緊急で承認されたもの。本来のワクチン開発には年単位の時間が必要となる中、急ごしらえ感を覚えてしまいます。技術や財政だけではなく容易ではない課題、ひずみのようなものが垣間見えてしまいます。

3回目の緊急事態宣言で何かが変わるのか

今月4月25日から来月5月11日まで、3回目の緊急事態宣言(改正特別措置法に基づく)が発令されました。対象地域は、東京、京都、大阪、兵庫の4都府県。主な要請内容は割愛しますが、当然のことながら飲食店やスーパー・デパート、イベント会場、学校などなど「人が集まる場所」に対して要請されます。

(もともと行動範囲の狭い)私の見る限りではあるのですが、今や「人が集まる場所」での感染防止。その意識と対策はしっかりしているという印象です。その為、真に要請されるべきは、私を含め「人」なのでは、とつい思ってしまいます。もちろん一人一人の行動を抑制することはたいへんなことですが、「人」への行動要請も、口頭で注意喚起のみに留まることなくできるだけ具体的な内容を以て呼びかけることも必要なのでは、と感じます。いくら「場所」に制限を設けたとしても「人」の意識が変わらなければ今までと同じなのではないでしょうかね。この期間に感染拡大が抑えられ、宣言解除後もリバウンドがないことを祈るばかりです。

そして一人一人が引き続き、感染防止の意識を高く持ち、ウイルスに移らない・移さない努力や工夫が必要であると改めて実感します。あなたの対策は、もしかしてまだマスクと手洗いだけですか?

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